とん、たたん、とん

生来、電車に揺られながら眠ることが至福の時間であるアタイにとっては電車の移動時間てのは乗った瞬間から降りる直前までは一切の記憶を放棄してしまわなきゃ、な時間なんですが、ここ最近気分が高ぶっているのか目が冴えちゃってます。
ので、読もうと思ってた本を一気に読みまくってます!

ジョブリンコやリハに向かう移動時間にちょいちょい読むのが良いペースみたいです。
(って、アタシ本読むの結構早いんですが)
少しづつ、大切に読み進めるっていう感じがなかなか楽しいですね。

昨日で数日前から読み始めた、いしいしんじさんの「麦ふみクーツェ」を読了。

いしいしんじさんを知ったのは知人のすすめで最近なんですが、最初に読んだ「ぶらんこ乗り」から、ど真ん中でした。

普段あんまり考えたりしないけど、実はすごく大切に思わなきゃならないこととかが、全然教訓がましくなく、訥々と目の前に絵本のように広がります。
今回読んだ「麦ふみクーツェ」は、音楽がテーマなんですが(?)

「なんや、生活したりしてること自体が音楽なんや」

と思える素晴らしい気づきでした。
いしいさんは、本当に音楽が好きなんだと思います。

いつもいつも音楽のことばかり考えてたら、そのうち耳元でクーツェが麦ふみの足音ならしてくれるかな?

とん、たたん、とん


いしいしんじさんは、クラムボンの作詞なんかも手がけてはるみたいです。
  すごいーなー