お料理をするように

ふえー。今日もすでに黄昏に向かいつつありますね。
自分が最近聴いてる音楽のこと、というよその方にとっては全然ご興味のないお話続きで誠に恐縮なんですが、、、

最近聴いてる音楽のこと書きます(笑。

先日のイーノ・ロータ/エンニオ・モリコーネの音楽集も引き続き愛聴しながらも、また別のにもハマっているこの頃。
ハマっている、というよりは、「ぐるりと回って、また戻ってきてしまった」という方が適切かも。

Gil Evansです。

Gilって人はアレンジャーなので、自ら目立って演奏をすることはないんですが、アタシに「編曲」という行為の持つ、とてつもないクリエイティブを教えてくれた偉大な音楽家です。
Gilの具体的な編曲技法なんかは全然知らないけど、まるで目の前に絵が見えるような音楽を創ることのできる人。
魔法使いだと思います。
楽器や奏でさせる音の選び方、積み重ね方が本当に美しい!
まるで、一つ一つの素材を選び出し、組合せ、味付けをして、感動するようなステキなお料理を作り上げる名シェフのようです。

思い起こせば、18歳〜24歳くらいまで本当に毎日のように聴いてました。
そして思い出したように、最近またGil Evansの音楽を聴いてます。
毎日のように聴き込んでいたあの頃とは、受け取り方が変化しているかもしれないけど変わらず、文句なしにいいなぁと思います。
ずっと聞き続けられる音楽家を知っていることは、自分にとってすごく財産であると改めて痛感。

パタリロ君にもそういう音楽との出会いがあるように(押しつけがましくないように。笑)色んな音楽をお家でもかけるようにしようかなぁ。