もうすぐ解放されるよ

昨夜、すごく久しぶりに聴いた曲で涙がこぼれてしまいました。
バスの中。
絶妙の緊張感と解放感。


この曲を演奏している人たちは、僕にとって愛しすぎて、身近すぎて、遠すぎて、畏れ多くて、いつまでも憧れで、でもこの人たちいなかったら今でもしぶとく音楽やったりしてないやろなぁ、と思う人たち。

「飄々とした仙人のようなおじさんと、その周りに集う不器用だけど愛すべきナイト達」っていうのがこの人たちの音楽を知って以来かれこれ15年間持ち続けてるイメージ。
仙人は集うナイト達に極上の場所を与え、ナイト達はその場所で気負いなく存分に自分の魅力を仙人に差し出す。
この方達、みんな僕より20〜30歳くらい年上なんだけど、僕がその歳になる頃にはこんなステキなナイトになっていられるかなぁ?
そうなるための方法を見つける時間はまだまだたっぷりある。
手に入れなければならないものは100個くらいあるかもしれないし、そもそも何も手に入れる必要は無いのかもしれない。
でも、「見つけたい」って考えたり、一喜一憂し続けてみることが大切なのかなぁ。
今まで何度も何度もこの人たちの演奏するこの曲を聴いているけれど、毎回聴く度にいろんな感情がわっと湧いてくる。
だから、”たまに”しか聴けないんです(笑。

ちなみに曲のタイトルは

”Soon I Will Be Done With The Troubles Of This World”

オリジナルは黒人霊歌
日本語に訳すと

”もうすぐこの世の悩みから解放される”

僕にとって大切な人たちにも聴かせてあげたい1曲です。