勝つと思うな思えば負けよー

ふえー、今日もようやくこの時間。

昨日、あるドラマで美空ひばりの「柔」の歌詞がキーワードに使われてた。
「勝つと思うな、思えば負けよ」ってやつ。
この意味今までなんだか良く分からなかったけど(楽天的な虎の僕の考えだから、今でも分かってないのかもしれないけど。。)昨日何となく腹にはまった。

まぁ、ドラマでのクリティックてのは、根っからのピュアマンで猛烈なマザコン男が、ママンも恋人も大切にするあまり、ママンも恋人も無意識に互いに勝ち負けを意識するようになって、そんなん意味無いねんで。そもそも母と恋人は男にとってはどっちが大切か比べたりできるような二人ではないんだから、どっちも大切な二人が勝ち負けを考えるのはバカバカしいぜ、ベイベ。みたいな実に!くっだらないものなんだけど。。。

この世には、「勝負にならない」人がいる。
これは「競っても勝てる訳ない」ってのと、「そもそも競う必要がない」の2通りあると思うんだけど。
いままで混同してた。
だから、いとも簡単にセンチメンタルな気分になったり、腹を立ててしまったりしてた。あたくし、楽天的な虎、なもんですから(しつこい?!)傷心や不快感は一過性で過ぎていくんだけど、これまでに積み重なった延べ時間を考えると随分と損したなぁ。。
時間を損した、っていうよりは、「あまりに多すぎた、傷心したり腹を立てたりする事の勘違い」ってのが本音。
一度間違ってしまうと、たとえそのことは忘れたとしても、次同じような状況の時、前と同じことしてしまいます。
アホな学習能力。。。

動物ってやっぱり競い合う本能があると思うんだけど、意地でも競い合って、一喜一憂しなきゃいけない事と、そんなんするのもアホらしい事もあると思う。
生き方でも、仕事でも、人間関係でも。
僕が本当に勝ち負けにこだわらなきゃいけない人もひょっとしたらこの先現れるかもしれないけど、少なくとも今までは実際にはそんな人いてなかった。
勝負をつける必要の無い人や事と競い合って、その時点で自分に負けてた。
完全に自分に対する敗北ですね。
もう結構いい歳こいてしまってる訳ですが、この歳で気づいてよかった!
今までも何回かスタイルとしてこんな事考えたこともあったけど、それはスタイルに過ぎなかった。
”そういう事考えられる自分”を自分で「やるねぇ!俺!」と思いたかったに過ぎなかった。
ようやく、いとも簡単に、自然に腹にはまった!
すごくロジカルな事は、ロジカルに理解しようとしてもなかなかうまくカラダに入ってきてくれないんだよなぁ。空回ってしまいます。
ブルース・リーも言っていた。

「Don't think. Feel.

「考えるな。感じろ」

よかったー、感じられて。まだ途中だけどねぇ。

今僕の周りにいてくれる友人、家族。尊敬する人たちのおかげです。
サンキュー!