それ、やってみない?

ふぅ。今週も2日過ぎつつあります。
年の瀬は何かとバタバタしてしまって、気持が落ち着かないけど、お昼のお茶の時間(僕の仕事場のKクンという後輩がお茶に凝っていて、毎日日替わりでいろんなお茶を振る舞ってくれるのです!Kクン、サンキュウ)が僕の気分をクールダウンしてくれます。
ちなみに今日の午後は、本場のジャスミンティー。

話変わりますが、今日は僕の仕事のことを少し書いてみよ。

僕は、普段やってる仕事の一つとして、コーチってのをやってます。
そう、野球とかゴルフのコーチと一緒。
僕がやってるのはビジネスっていうか、相手の仕事での成功をお手伝いすることなんだけど。
よく間違われるのは、コーチとコンサルタントを一緒みたいに思う人がいて、何か自分に答えを教えてくれる、とかアドバイスしてくれる、みたいに思うお客さん多いんだけど、コーチは答えを教えてあげたりはしません。
コーチがするのは質問だけ。

「あなたが一番やりたい事は何?」
「あなたが”そうなっていたら一番気持の良い状態”ってどんなの?」
「その状態になるために、今どんな障害があるの?」
「そういう障害がありながらも、なりたい状態に近づくために、今月あなた自身が出来ることがあるとしたら何?
いつまでに何をやる?」

て感じ。
大抵の人は(コーチと相手の関係が出来てれば)、自分のなりたい状態になるためにやらなきゃならない事を、自分で考えて自分でアイデアを出す。
そうなんですよね。悩みとかいっぱいあるけど、みんな自分の中にすでに答えは持ってるんですよね。
コーチはそれを引き出してあげて、そっと背中を押してあげるだけ。

ちなみにコーチの語源て知ってます?

正解は馬車(Coach)。
馬車は(現代でいえばタクシーかな)、勝手に目的地を決めて走り出してはくれないでしょ?
「どこどこ、行ってくれ」って乗った人が伝えてはじめて、走り出す。
でも、目的地に行くまでに、一番早く、効率よく、快適にお客さんを運んであげるのはコーチの役目。

そして、コーチの質問の最後はいつも決まってます。

「ねぇ、それ。是非やってみない?」