ベルリン(ひとまず)最後の夜

corobutika2007-12-02

Ciao!イーノです。

今日もトウヤマタケオカルテット+青柳さん・カンタさん、Nakaban画伯の大人の修学旅行一行は
寝不足に負けず朝7時には起きてブレックファーストと一日の作戦会議に
ゆったりすぎる時間を。

トウヤマ団長のたっての要望と土曜ということで、近場のフリーマーケットに繰り出す。
ベルリンはあいにくの雨で、一瞬くじけそうになりながらもここは妥協しちゃいけない。
周りのベルリンのセンパイたちにならい、カサも差さずにずぶ濡れになりながらの参戦。
あんな品やこんな品、お目当てのモノを見つけた人も多数。
アタシは残念ながら巡り会えず。。。

そんなこんなで午前中たっぷりとフリマでの物色に費やし昼寝をした後、
ベルリンフィルハーモニーオーケストラのホームであるフィルハーモニックホール
へ繰り出し、地元のオーケストラの演奏会を拝聴に。
チケットが全て完売という予想外の状況の中、頼みのカンタさんの機転で
「Suche karten」と書いた紙を持ち(「チケット譲ってくれ」て意味)
あんな人やこんな人に交渉してようやく全員分のチケットを入手。
残念ながらベルリンフィルではないものの、オーケストラの演奏は素晴らしく
感動。

(特に首席打楽器奏者を完全フィーチャーした仕立てのボレロは、
あまりの微笑ましさと美しさにちょっとホロリとしたよ)

目一杯楽しんでいるおじいちゃんやおばあちゃん、おじさんやおばさんだけなく、
今時の若者カップルもたくさん混じり、こちらの人の遊び方の懐の深さに
感服。
こうありたいもんですね。

十分オケを楽しんだ後はゆっくりと歩き、フェス会場にて最後の夜を堪能。

会場にて今回僕らを呼んでくれた音楽家のヨーク氏と
トウヤマさんの欧州でのリリース元であるKaraoke Kalkオーナー
トーステン氏とも会い、挨拶。
ヨークさんは、メンバー全員にて手紙とお土産(チョコ!)を下さり
その温かい気配りに再びホロリ。

もっとゆっくりしたい気持を抑えつつ、明日早朝の出発に備え
ホテルに戻り今これを書いています。

まだまだ離れたくない素晴らしい街ベルリンだけど、
きっとまた戻ってくることを祈ってひとまずのラストナイトを
ビールで彩っておりますw。

今回の旅で学んだこと、

・ゲストを心からもてなし、楽しんでもらおうと思う心
・音楽に集中すること
・全然わからなくても、頑張ってその土地の言葉でその土地の人と話すこと
・とにかく自分の足で歩いて、情報を得ること
・美しいモノに触れるための努力は惜しまないこと
・旅の同行者に最大級の敬愛を


素晴らしい機会をくれた全ての人に感謝
そして、この美しい街ベルリンに最大の感謝を