アイランド・ヴァージン

昨年末に、1枚のCDを入手しました。
心から敬愛するピアニスト渋谷毅さんが率いるエッセンシャルエリントン名義での「アイランド・ヴァージン」というアルバム。
このユニット名義では2枚目のアルバムなんです。

基本的に、渋谷さんのピアノ、峰厚介さんのテナーサックス、松風鉱一さんのアルト/バリトン/フルート、そして関島岳郎さんのチューバという不思議(?)な編成で、これまたアタシがこの世で最も敬愛するデューク・エリントンの音楽を演奏する、という楽団です。
今回の第二作には、全作4名のメンバーに加え、これまたまたこの世で最も(順位はない、全て同率1位!)敬愛するアルトサックス奏者 林栄一さんと、パーカッションに外山明さんも加わり、発売を待ちかまえるように買いました。

1作目に収録されていた曲が名曲揃いだったこともあって、2作目を聴き始めた時の印象は正直「地味」(笑。
だって、エリントンフリークのアタシでも、どんな曲だったか思い出せないマイナー曲揃い(笑。
ですが、年末〜年明けにかけて聴きこむうちに、じわじわこの作品の素晴らしさを感じているこの頃です。
ちなみに今のアタシの外出時のリスニングアイテムはiPod shuffleですが、シャッフル再生でこのアルバムがプレイされる時はゾクッとします。

アタシのゴッドファーザーくらいの年齢のジャズミュージシャン(というよりはこの世で最高の音楽家たち、だと思う)が織りなす、最高の技術とセンスと遊び心と人柄がにじみ出る演奏の前には、自分がアリンコのように感じるのです。。
いつかきっと、、、(笑。